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3つの分泌物と細菌との関係

体には全身に毛が生えており、その毛にはもれなく皮脂腺もついていて毛穴から分泌物を排出します。

空気中には色々な細菌が繁殖していて汗をかくとそこの湿度や温度が細菌の繁殖をおおいに助けてしまいます。
その細菌と皮脂腺から出てきた分泌物が組み合わさって脂肪酸という物質に変わります。この脂肪酸は独特なにおいを放ち、多く排出されればされるほどにおいの原因になってしまいます。

わきの下を例にすると、わきの下には片方だけで約400本の毛があり、その一つ一つに皮脂腺があります。
エクリン腺やアポクリン腺の汗腺から汗が出てわきの下は湿っています。皮脂腺からは脂肪酸を含む分泌物が排出されています。
そこに空気中を漂っていた細菌が繁殖し新たな脂肪酸や酵素をつくりだしてしまいます。
つまり、においの原因になっているものは、アポクリン腺と皮脂腺が作り出す分泌物が細菌と交じり合って繁殖し、さらにエクリン腺がそれを薄めて広範囲に広げてしまう、というふうにまとめることが出来ます。
アポクリン腺分泌物+皮脂腺分泌物+細菌+エクリン腺の汗=いやなにおい  ということです。
においの原因がひとつではない、ということは逆に言えばにおいの元を1つだけ排除してもだめだ、ということでいやなにおいを治すにはこれら全て原因をなるものを取り除いていかなければならない、ということになります。



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