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エクリン腺

エクリン腺は体中のどこにでも存在し、その数は皮膚の1平方センチあたり130個、全身の数は200万個以上になります。

特に多いのが手のひらや足の裏でわきの下にももちろんあります。
アポクリン腺に比べると小さいので「小汗腺」とも呼ばれています。
クルクル丸まった糸球状になっていて、真皮の皮下組織に近い場所に存在します。
汗の出口は表皮に通じて外にでています。
エクリン腺からでる汗は99%が水分です。のこりは固形成分になりますが、その殆どが塩分です。
体から出る汗が塩辛く感じるのはこのエクリン腺から出る汗に塩分を含んでいるからです。

このようにエクリン腺の殆どが水分なので、エクリン腺そのものには臭いはありません。エクリン腺の出す汗がアポクリン腺の分泌物を薄めて広げてしまい、
それが臭いの原因を広める事になってしまっています。
多汗症で臭いのない人はこの汗が元凶になっています。



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