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アポクリン腺

アポクリン腺とは汗を皮膚の上に分泌させる働きの汗腺です。
人間のアポクリン腺は、わきの下、乳首、外陰部およびその周辺に集中しています。固い毛のあるところに密集しています。

アポクリン腺はぐるぐると糸球に丸まって腺体と呼ばれていますが、それが皮膚の皮下組織の中にあり、汗の出口は毛が表皮から出る部分(毛穴)と同じ場所に開いています。
その腺体というのは大きく、同じく汗をだす腺のエクリン腺と比べると約10倍もあります。このことからアポクリン腺を大汗腺とも呼びます。

真皮にあるエクリン腺よりもさらに下の皮下組織という深い場所にあるので、それだけ体の深部の汗を排出する腺といえます。
アポクリン腺のPHは5.0〜6.0程度あります。
アポクリン汗は脂肪成分(4種類の脂肪と中性脂肪、脂肪酸、コレステロールも含まれます)、蛍光物質、鉄分、色素などが含まれています。

これらの汗の分泌物が臭いの元凶となってしまいます。脂肪系が臭いの原因をつくり。鉄分や色素が衣類の汚れをつくってしまいます。



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